二拠点居住の候補地を考える
以前、家族旅行で訪れた沖縄は、バケーションに最適な場所でした。ホテルではなく一棟貸しの宿泊施設を利用し、広くて綺麗な部屋にリーズナブルな価格で数日滞在。とても満足度の高い旅行となりました。
そんな沖縄で拠点を探す場合、まず本島をエリアごとに分けて特徴を整理してみるのが良さそうです。沖縄本島は大きく「北部」「中部」「南部」の3つに分類され、それぞれ異なる環境やライフスタイルが存在します。本記事では、それぞれのエリアの特徴や住む場合のポイントを詳しく解説し、拠点候補についても考察していきます。
① 北部エリア(自然豊かなスローライフ)
特徴
沖縄北部は「やんばる」と呼ばれ、手つかずの森林や透明度の高い海が広がる自然豊かなエリア。都会の喧騒から離れたのどかな雰囲気が魅力で、スローライフを楽しみたい人にぴったりです。
主なスポット
- 沖縄美ら海水族館
- 古宇利島
- 今帰仁城跡
- 備瀬のフクギ並木
歴史・文化
琉球王国時代の城跡が点在し、昔ながらの集落が多く残る地域。伝統的な沖縄の暮らしに触れることができます。
生活環境
都市部に比べると商業施設は少なめですが、自然を活かした暮らしが可能。農業や漁業と密接なライフスタイルを求める人には理想的な環境です。
住むのにおすすめの町:本部町(もとぶちょう)
沖縄美ら海水族館があることで有名な本部町は、海沿いの美しい景色と落ち着いた雰囲気が魅力。スーパーやカフェもあり、比較的生活しやすいエリアです。海が好きな人には絶好のロケーション。
ちなみに、以前宿泊した「美ら海ビレッジ」は広々とした快適な空間で、個人的におすすめです。
https://churaumi-village.com/chura
② 中部エリア(利便性と異文化の融合)
特徴
都市部と自然のバランスが取れたエリアで、アメリカ文化の影響も色濃いのが特徴。ショッピングや飲食店が充実しており、生活の利便性が高いことから、移住者にも人気の地域です。
主なスポット
- アメリカンビレッジ
- やちむんの里(読谷村)
歴史・文化
米軍基地の影響を受けたアメリカンカルチャーが共存しつつ、伝統的な焼き物(やちむん)や工芸の文化も残るエリア。沖縄らしさを感じながらも、国際的な雰囲気を楽しめます。
生活環境
大型スーパーや病院、カフェなどが充実し、生活しやすいエリア。都市と自然のバランスが良く、移住者の多くが中部エリアを選ぶ傾向があります。
住むのにおすすめの町:読谷村(よみたんそん)
沖縄らしい文化が色濃く残る一方、利便性も確保されている地域。やちむんの工房やおしゃれなカフェが点在し、クリエイティブな人やアート好きに向いています。
③ 南部エリア(都市機能と沖縄の歴史)
特徴
那覇市を中心とした沖縄の行政・経済の中心地。交通の便が良く、観光スポットも多いため、都市的な暮らしを求める人にはぴったりのエリアです。
主なスポット
- 首里城(ブログ記載時点では消失のため再建中)
- 国際通り
- ひめゆりの塔
- 斎場御嶽
歴史・文化
琉球王国の中心地として発展した背景があり、歴史的遺産が多く残っています。伝統文化が色濃く根付いているため、沖縄の歴史に興味がある人には魅力的な環境です。
生活環境
都市機能が整っており、車なしでも暮らせるエリアが多いのが特徴。商業施設や病院も充実しており、利便性を求める人に適しています。
住むのにおすすめの町:南城市(なんじょうし)
都市部の利便性を確保しつつ、海や自然が残るバランスの取れたエリア。スピリチュアルスポットとしても知られ、穏やかな生活が可能です。
どこを選ぶべきか?
拠点選びはライフスタイルや求める環境によって異なります。
✅ 自然の中でのんびり暮らしたい → 北部(本部町など)
✅ 利便性を重視しつつ、沖縄らしい文化を楽しみたい → 中部(読谷村など)
✅ 都市機能を活かしながら歴史や伝統を感じたい → 南部(南城市など)
それぞれのエリアに魅力があり、どこを選ぶかは自分のライフスタイル次第。これからも沖縄のエリアごとの魅力を深掘りしながら、理想の拠点を探していきたいと思います。