七つの丘に抱かれる街、リスボン。

by bl_admin2025
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☕️この記事でわかること

  • リスボンの気候・物価・食文化など生活の基本情報
  • 絶対に訪れたい観光地・現地でしかできない体験
  • ロングステイや二拠点生活に向いている理由とは?

🌿基本情報|気候も人もあたたかい、ポルトガルの首都

  • 都市名:リスボン(Lisboa)
  • 国・地域:ポルトガル
  • 人口:約54万人(都市圏では約280万人)
  • 気候:地中海性気候。夏は乾燥して暑く、冬は温暖で雨が多め。年間を通じて日照時間が多く、非常に過ごしやすい気候です。
  • 公用語:ポルトガル語
  • 英語の通用度:観光地や若者の多いエリアでは英語がよく通じ、都市部では英語だけでも不自由なく滞在できます。

🏛歴史と文化|古代ローマから大航海時代まで、多様な文明が息づく街

リスボンは西ヨーロッパでも最古級の都市のひとつ。ローマ帝国、ムーア人の支配、大航海時代という多様な時代を経て、独自の文化を築いてきました。

  • バイシャ地区:1755年の大地震後に再建されたエリア。碁盤目状の街並みと広場が特徴的です。
  • アルファマ地区:迷路のような小道と石畳が広がる、ムーア時代の面影を残す旧市街。
  • ファド(Fado):哀愁を帯びたポルトガル伝統音楽。夜のレストランやバーでの生演奏は必体験です。
  • アズレージョ:青を基調とした装飾タイル。駅や建物の壁面を彩るリスボンならではの景観です。

📸観光・アクティビティ|リスボンを味わい尽くすには?

絶対に訪れたい名所

  • ベレンの塔:大航海時代の象徴。テージョ川のほとりに佇む白亜の建築。
  • ジェロニモス修道院:マヌエル様式の最高傑作。世界遺産にも登録されています。
  • サン・ジョルジェ城:リスボン旧市街とテージョ川を一望できる絶景スポット。

現地ならではの体験

  • 28番トラム:黄色いレトロな路面電車で坂の街をのんびり横断。まるで映画のワンシーン。
  • ファド鑑賞:特にアルファマやバイロ・アルト地区では、ディナーとともに本場の演奏を楽しめます。

穴場&自然の癒し

  • セニョーラ・ド・モンテ展望台:リスボン市内を見渡せる高台。夕暮れ時は特におすすめ。
  • カスカイス:電車で30分。美しいビーチと海風が心地よいリゾートエリア。

💶生活コスト|東京の7〜8割でゆったり暮らせる

  • 家賃の目安
    • Airbnb(短期):€800〜1,500/月
    • 長期賃貸:€600〜1,000/月程度
  • 交通費:ICカード利用で約€1.65〜とリーズナブル。
  • 外食
    • エスプレッソ:€1前後
    • 地元食堂の定食:€6〜10程度

生活コストは控えめながら、質の高い暮らしが可能です。


🍷食文化|シーフードとポートワインの宝庫

  • 定番料理
    • 干しダラ(バカリャウ)を使った煮込みやフリット
    • イワシの炭火焼き(6月の祭りシーズンが有名)
    • アサリの白ワイン蒸し、タコのオーブン焼きなど
  • スイーツ
    • パステル・デ・ナタ(エッグタルト)が絶品。元祖「パステル・デ・ベレン」は必訪。
  • ワイン
    • ポートワイン(特に10〜20年熟成のトゥニーポート)はチーズやスイーツと相性抜群。
    • ヴィーニョ・ヴェルデやドウロ渓谷産の赤ワインも人気です。

🌍ロングステイ・二拠点生活に向いている?

  • ビザ
    • 90日以内の観光はビザ不要(日本人)
    • デジタルノマドビザ退職者向け滞在ビザも利用可能
  • インフラ
    • 治安良好、医療水準も高く、英語対応の施設も多い
  • 国際性:外国人居住者も多く、英語でも暮らしやすい環境が整っています。

✍️編集後記|リスボンは、ロンバケや二拠点生活の“本命”都市かも

年間を通じて快適な気候、美しい海と歴史的街並み、豊かな食と音楽文化。
そして生活コストの手頃さと、ビザ制度の柔軟さ。

リスボンは、ロングバケーションや二拠点生活に本当にぴったりな街だと感じました。
特に「初めてのヨーロッパ長期滞在」を考えている人には、語学面・インフラ面からも安心できる場所だと感じました。

カフェで本を読みながら、夜はワインとファドに浸る——
そんな心ほどける日々を、ぜひリスボンで体験してみてください。

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