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🏡この記事でわかること
- マルタの気候・物価・言語など基本情報
- ロングステイ向きの理由と現地での過ごし方
- 英語学習やリゾート滞在を両立できるライフスタイル
- マルタならではの歴史的背景と魅力
🌿基本情報|十字軍の騎士が築いた“地中海の要塞”
- 都市名(滞在拠点の例):バレッタ(Valletta)、スリーマ(Sliema)、セントジュリアンズ(St. Julian’s)など
- 国・地域:マルタ共和国(EU加盟国)
- 人口:約52万人(2024年時点)
- 気候:地中海性気候。夏は乾燥して暑く、冬は温暖で過ごしやすい
- 言語:英語・マルタ語(公用語)
マルタは、長い歴史の中でフェニキア人、ローマ人、アラブ人、騎士団、フランス、イギリスといった様々な文明に支配されてきた“地中海の交差点”。特に1565年の「マルタ包囲戦」で、聖ヨハネ騎士団が大国オスマン帝国を撃退したことで知られています。この勝利の後、騎士たちは堅牢な要塞都市バレッタを築き、今もその歴史的な街並みが旅人を魅了します。
🎵文化とエンタメ|歴史の中に暮らす感覚
- 世界遺産の街:首都バレッタは街全体がユネスコ世界遺産。石畳の路地と騎士団の建物に囲まれた中世の趣き
- 聖ヨハネ大聖堂:外観は質素ながら内部は金装飾に彩られたバロック芸術の宝庫。カラヴァッジョの傑作「洗礼者ヨハネの斬首」も必見
- 夏のイベント:6〜9月は村ごとの「フィースタ(宗教祭)」で花火やパレードが連日開催され、地元文化に触れられる
🍽食文化と日常の楽しみ|地中海の恵みを味わう
- 新鮮なシーフード:グリルされたカラマリやマルタ風ウサギ料理「フェネック」は地元名物
- 市場の朝:マルサシュロック漁港の日曜市では、新鮮な魚介と手作り雑貨が並ぶ活気ある朝を体験
- カフェ文化:歴史的なカフェでの読書時間は、ロングステイならではの贅沢な日常
🌊自然とリラックス|エメラルドの海と断崖絶壁の絶景
- コミノ島のブルーラグーン:透明度抜群の入り江で泳ぐ贅沢な1日
- ディングリ・クリフ:夕日が美しい断崖は散歩にも人気
- スリーシティーズ:観光地化されすぎない静かな湾岸都市で、のんびりとした地元暮らしが可能
🚉交通とアクセス|小さな国だからこその利便性
- バス網完備:1日・1週間の定額パスあり。路線が発達しておりレンタカー不要
- 国際空港:マルタ国際空港から欧州主要都市へ直行便あり(LCC含む)
- 島内移動:フェリーでゴゾ島やコミノ島へも気軽に日帰り旅行が可能
💶生活コスト|ヨーロッパの中では比較的リーズナブル
- 家賃の目安:
- 短期(Airbnb):€800〜1,200/月
- 長期(賃貸):€600〜1,000/月(地元エリアなら割安) - 食費:
- カフェラテ:€2〜2.5
- ローカルレストランのランチ:€10〜15程度 - バス定期券:7日券が€21、1ヶ月券が€26
🏙ロングステイに向いている理由
- 英語が通じる数少ないEUリゾート国家で、語学留学も可能
- コンパクトで治安が良く、公共交通だけで暮らせる
- 歴史、自然、グルメ、リゾートがすべて凝縮された環境
- デジタルノマド向けビザ制度も整備され、長期滞在しやすい
✈️まとめ|“英語で暮らす”を叶える地中海ステイ
マルタは、語学も、歴史も、リゾートも、すべてが詰まった“小さな世界都市”。
英語を使いながら、ヨーロッパ的な穏やかで豊かな日常を味わいたい方にぴったりのロングステイ先です。
