ブリスベン(Brisbane)ーJetstar直行便で行ける、自然と都市が心地よく交わるオーストラリア第3の都市ー

by bl_admin2025
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Brisbane

家族でそろそろ海外旅行でもと思い、行き先を考えていたとき、Jetstarのオーストラリア便が思った以上にリーズナブルなことに気づきました。
アジアも魅力的ですが、まずは子どもたちに英語文化を肌で感じてもらいたい——そんな思いから、家族みんなが楽しめる都市としてブリスベンを候補に挙げてみました。

1. 基本情報

都市名:ブリスベン(Brisbane)
国・地域:オーストラリア・クイーンズランド州
人口:約270万人(オーストラリア第3位)
気候:亜熱帯性気候。年間を通じて温暖で、冬でも日中は20℃前後。6〜10月が乾季、11〜3月が雨季にあたる。
公用語:英語
時差:日本+1時間(サマータイムなし)
アクセス:成田・関西・中部などからJetstarの直行便が運航。所要約9時間半。到着後は空港鉄道(AirTrain)で市中心部まで約20分。


2. 歴史・文化

ブリスベンは、クイーンズランド州の州都でありながら、どこか“緩やかで人懐っこい”空気をもつ都市です。
植民地時代の名残を感じる歴史建築と、洗練されたリバーサイド開発が共存し、アートや音楽が街に自然に溶け込んでいます。

特に近年は、「クリエイティブ・シティ」としての評価も高く、デザイン、建築、音楽、サステナブルな都市政策などが進化中。
街を歩けば、至るところで小さなギャラリーやストリートアート、オープンカフェに出会います。
観光地としてよりも、“暮らしのデザインを感じる都市”という印象が強い場所です。


3. 観光・アクティビティ

絶対訪れたい場所

  • サウスバンク(South Bank):ブリスベン川沿いの緑豊かなエリア。人工ビーチ「Streets Beach」では都心にいながら水遊びができ、週末は地元の家族連れでにぎわう。
  • ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ:世界最大級のコアラ保護施設。コアラ抱っこやカンガルー餌やり体験が人気。
  • モートン島(Moreton Island):高速船で約75分。真っ白な砂丘と透き通る海で、シュノーケリングやドルフィン・フィーディングを体験できる。

都市体験と自然体験が融合

ブリスベンは“都会のすぐ隣に自然がある”街。
朝はカフェでフラットホワイトを片手に仕事をし、午後はフェリーで川沿いをクルーズ。
週末はビーチや国立公園に日帰りで出かける——そんなライフスタイルが日常に溶け込んでいます。


4. 生活コスト(物価)

ブリスベンの物価はシドニーよりやや安く、ケアンズと同程度。
短期滞在ならAirbnbで1泊A$120〜200(約12,000〜20,000円)
長期滞在(1ヶ月〜)では月A$2,500〜3,500程度が目安。

交通費は、公共交通(電車・バス・フェリー)共通カード「Go Card」で管理でき、
市内移動は1回A$3〜5前後。

外食はカジュアルレストランでA$20前後、カフェのコーヒーはA$5前後。
マーケットを活用すれば、自炊生活も十分に現実的です。


5. 食文化

ブリスベンは“多文化食の宝庫”。
オーストラリアの食材をベースに、アジア・中東・ヨーロッパのエッセンスが混ざり合う。

おすすめは、

  • Eat Street Northshore:毎週末開催のフードマーケット。ライブミュージックを聴きながら世界中の屋台料理を楽しめる。
  • ジョージストリート周辺のカフェ文化:独立系ロースターが多く、朝のエスプレッソ文化は完全に生活の一部。

地元の野菜やフルーツ、海産物も豊富で、ヘルシー志向の家庭料理が根付いています。


6. 長期滞在・二拠点生活のしやすさ

ビザ・滞在許可:日本国籍なら観光で3ヶ月以内の滞在はビザ不要(電子渡航認証ETAのみ)。
治安:治安は安定しており、夜間でも中心部は比較的安全。
通信環境:Wi-Fi環境が整備され、4G・5G通信も安定。
教育環境:語学学校や大学が多く、親子留学やワーケーションの拠点としても人気。

郊外に出れば広大な自然と静けさが広がり、中心部では都市的な利便性を保つ。
「自然に囲まれた都市暮らし」を体現できる場所といえます。


7. 所感|ブリスベンはロングステイ・二拠点生活に向いている?

ブリスベンの魅力は、“ちょうどいいバランス”にあります。
シドニーほど忙しくなく、ケアンズほど観光地化されていない。
気候は穏やかで、人もフレンドリー。英語の聞き取りやすさも◎。

朝日とともに川沿いをランニングし、昼はカフェで仕事、夜はサウスバンクでワイン。
そのすべてが自然にできてしまう街。

Jetstar直行便で行ける距離に、
これほど“暮らす旅”にフィットする街があるのは幸運です。


💡まとめ

  • アクセス:日本からJetstar直行便でブリスベンへ約9時間半。
  • 気候:年間を通じて温暖で、雨季以外は快晴が多い。
  • 暮らしやすさ:都市と自然がシームレスに融合。
  • 向いている人:都市機能を維持しながらも穏やかに暮らしたいロングステイヤー。

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